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有限会社丸吉吉田石材は石鳥居の製造・施工を専門とする愛知県岡崎市の会社です。

TEL. 0564-31-3260

〒444-0936 愛知県岡崎市上佐々木町中切67−4

施工風景CONSTRUCTION

明神型鳥居の施工

沓石

『くついし』と呼びます。穴の深さは柱の直径の半分程度。
一般的には基礎は繋ぎ基礎となります















柱を立てる

柱は俗に言う半転びと言って、柱の径の半分内側に傾きます。
1本はまあまあに。もう1本は外に広げた状態で中貫を入れ挟みます。















転び出し

柱内側の芯墨を目安に下げ振りを使い前後左右の転びを出します。ハンドを取って柱を固定します。















外貫取り付け

中貫と外貫は繋がっていません。外貫は若干外側が高くなるよう取り付けます。
笠木の反りがある為、垂れて見えるのを防ぐ為です。
弊社制作の鳥居は施工も考えて作ってあります。奥に樫の楔やスチールを打ち込んでセメントで腐食の無いよう囲み固定します

台輪、束石(額)取り付け

取り付け後、水糸を引っ張り束石が高くないことを確認します。
本来、笠石は半分の状態で柱のやや内側に重心が来るよう出来ています。これはどう言う事かと言うと束石には加重はかからない事を示します。よって両柱天場より高くなってはならないのです。




































笠石取り付け

笠石(下の島木と上の笠木)は石鳥居の場合2本繋ぎが多いです。笠木、島木で5つに分かれているものもあります。材料の調達や運搬の為ですが、弊社使用の岡崎産宇寿石(うすいし)は長尺物が取れる為1本笠などのご要望にもお応えできます。因みに男性の着物と一緒で正面から向かって右側が後から乗る方になります。連結部分にはダボやカスガイが入ります。


















仕上げをして完成

おおよそ1日で完成となります。
(名古屋市東区白山神社 1尺2寸)

バナースペース

有限会社丸吉吉田石材
伝統工芸士 吉田 秀徳



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愛知県岡崎市上佐々木町中切67−4

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一社)日本石材産業協会加盟店